光回線の速度はどこが一番速いのかと疑問に思われる方は多いかと思います。
光回線を導入するならインターネットだけではなく、動画配信サービスやネットゲームなど様々なサービスを楽しみたいところです。
光回線選びで最も重要なポイントの1つは回線の速度です。
光回線イコール速いというマーケティング戦略から各社スピードをアピールしていますが、実際どの会社の光回線が速いのか調べてみました。
通常のプランならNURO光が一番速い
光コラボを含むNTTフレッツ回線をベースに提供されている光インターネットサービスの最大速度は概ね1Gbpsになりますが、NURO光とauひかりは最大速度2Gpbs以上のサービスを提供しています。
NURO光は下り最大2Gbps、auひかりは関東限定ですが5Gbpsのサービスを展開しています。
ただし、auひかりは月額利用料金がNURO光よりも高いため、通常プランで速い光回線ではNURO光が一番おすすめと言えます。
また数字だけみるとauひかりの方が速いと思われるかもしれませんが、実際にパソコンや周辺機器が1Gbpsまでしか対応していない場合が多く、最大速度は1Gbps以下になります。
ですので、スピードを比較した場合、最大速度はauひかりの方が速そうですがauひかりとNURO光はパソコン周辺機器の影響で同じくらいの速度になってしまいますので、やはり料金からみても速度からみてもNURO光に軍配が上がりそうです。
最大速度2Gbpsのメリット
パソコンや周辺機器が1Gbpsまでしか対応していないのならNURO光の2Gbpsは意味が無いのかというとそんな事はありません。
光回線はエリア毎に回線を共有して使用するため、最大速度の上限が大きければ大きい程、共有した際に分配される回線速度は速くなります。
例えば、通常の光回線(最大1Gbps)を10世帯で共有して同時に接続した場合、1世帯あたり最大100Mbpsとなります。
同じ条件でNURO光(最大2Gbps)の場合は1世帯あたり最大200Mbps分配されるため、1Gbpsまでしか対応していないパソコンを使用しても通常の光回線と比較して2倍の速度となります。
もちろん、上記のような単純な計算でスピードが出る訳ではありませんが、理論上では上記のような考え方になります。
まとめ
ギガ対応の光回線であれば、殆ど速度に違いはありません。しかし、回線を共有する世帯数や同時接続のタイミングなどで速度が低下する事があり、最大速度が大きければ大きい程回線のキャパシティが上がるため速度は落ちにくくなります。
とは言え、auひかりもNURO光も十分に速いので、速度で比較するよりはauのスマホを使っていたらauひかり、ソフトバンクのスマホを使ってたらNURO光といった感じで光回線の導入を検討された方がいいと思います。
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